カリフォルニアの大学病院にあるICUで看護師をして7年目。 ICUの中で起こる日々のドラマ。 アメリカの命の現場から生の声をお届け! アメリカ医療の裏側やナースの日常を覗いてみませんか? まずは「ハイライト」内の記事からチェック!!
今日の患者さんは、80代の肺癌+大腸癌の患者さん。
呼吸器もなく、普通の食事も出来る、ICU卒業間近の患者さんですが、困ったことに、
入院して以来6日間も・・・
お通じが無い!
でも、今日やっと
出ました~~!!!
凄まじい量のものが。。。
何度となく。。。
きっと、昨夜のCTスキャンの為に飲んだ造影剤のお陰かな。
CTスキャンの造影剤は、ドンピシャで便秘に効きますからねぇ。
このお婆ちゃん、とってもユーモアのセンスがあって、話しかけるたびに私の笑いを取ってくれる面白いお婆ちゃん。
そんなお婆ちゃんだけど、オムツを替えてあげる度、
「ごめんねぇ。ごめんねぇ。」
って申し訳なさそうに言うので、
「全然いいよぉ~。どんどん出しちゃって~!」
と私が言うと、
「いいんだったら、頑張る!」
なーんてハニカミながら言ってました!
お婆ちゃん、ホントにいいのよ、それで。
ごめんなさい、汚い話で。。。
でも、ずっと詰まってたの、きっと辛かっただろうなぁ~、
と思うと、
お通じを見て、ちょっと嬉しくなっちゃう のが ナースの性 なのです☆
この記事へのコメント
はじめまして
患者さんにとっては、看護士さんは、まさにAngel・・・素晴らしい仕事ですね。
アメリカでキャリアを積まれていて、すごいですが、ご苦労もあるでしょうね。がんばってください。
それなりに、すごい勉強や体験をされての結果ですが・・・うちの娘たちと同年代なのに、バリバリで、うらやましいです。。(汗)
次女は日本の大学を出てからアメリカの大学院に行きました。英語に興味もなく、帰国子女でもないので、泣くほどの苦労をしましたが、その涙の上に今の生活があります。
きっとAngelさんも大変と思いますが、がんばってくださいね。
また、伺います。
Re:はじめまして
アメリカのナースの就職はいろいろなオプションがありますし、週休4日だったりで、なってからは自由がきくし、お給料も良いしで、なった甲斐があったとつくづく思える仕事です。
でもなるまでが本当に大変。。。
私も日本の大学を出てからこちらの看護学部に入ったので、ライリさんの娘さんと同じ苦労を味わいました。
しかも、ESLに行かずに直接看護学部に入ってしまったので尚更。。。
英語だけではなく、文化や習慣的な要素も密接に関わってくる職業なので、そちらのほうも勉強しながらとなると、毎日必至に勉強しなければなりませんでした。。。
でも、そんな苦労をしてでも、ナースになって本当に良かったと思ってます。
まだまだ日本人ナースはアメリカでは少数派ですが、このブログを通してこれから看護留学しようとしてる皆さんのお手伝いが少しでも出来たらと思います!
なんか頑張ってるな~ すごい。
毎日ですね。 ホントに毎日 すごいドラマですね!
おばあちゃんの代わりに いいえ 一緒に
ありがとう! っていいます。
14日のブログにもコメントしたいです。BUT涙がかわいたら。。。
仕事されて何年にもなるだろうに こういう気持ちが持てる それがすごいです。
Re:なんか頑張ってるな~ すごい。
涙腺ゆる~くなってますか?!
一緒に感動していただいて、嬉しいです☆
多分、仕事をして年数が経つからこそ、いろいろな気持ちが持てるようになったんだと思います。
最初の頃は、タスクをこなすのに精一杯で、あまりいろいろな小さなことに気を配っている余裕はありませんでしたから。
あ、あと年齢を重ねていってるから、っていうのもあるかも!
ほんのちょっとずつですが、こんな私でも精神的に成長していってるっぽいです!(笑)