カリフォルニアの大学病院にあるICUで看護師をして7年目。 ICUの中で起こる日々のドラマ。 アメリカの命の現場から生の声をお届け! アメリカ医療の裏側やナースの日常を覗いてみませんか? まずは「ハイライト」内の記事からチェック!!
マックのおまけを禁止 子ども肥満防止で条例可決
米メディアによると、米サンフランシスコ市の議会は9日、マクドナルドなどのファストフード店が高カロリーの子ども向けセットメニューにおもちゃのおまけを付けることを禁じる条例案を賛成多数で可決した。
深刻化している子どもの肥満を減らすのが目的。計600キロカロリーを超えたり、カロリーの35%を脂肪分で占めたりするメニューにおもちゃを付けて販売することは、来年12月から禁じられることになる。
米国では、子どもの3人に1人が肥満か太り気味とされる深刻な事態。ファストフードの消費増が一因と考えられ、セットメニューに付くおもちゃが子どもを高カロリー食に引きつけると指摘されていた。
米マクドナルドの広報担当者はCNNに対し「消費者が望んでいるものではなく、この可決は非常に残念だ」とコメントしている。(共同)
この記事が目に止まったので、ロサンゼルスのローカルニュースを紹介している
LALALATIMES.COMから引用させてもらいました。
資本主義社会のアメリカでも、
やっと子供たちの健康を考え始めてくれたんですね。
アメリカのマックでは、何年か前からサラダとかフルーツなどの
ちょっと健康を意識したマックメニュー
が出始めました。
そして、6年程前からかな、
ベジバーガー(大豆やお米など色々な穀物から作ったハンバーグで作る、お肉ゼロのバーガー)
が発売。
当時は、カリフォルニアとか数州でしか売ってなくて、
内陸のお肉ばかり食べる州に行ったときマックでベジバーガーをオーダーしたら、
「はぁ???」
みたいに宇宙人を見るような目で見られたのを覚えています。(笑)
子供たちはどうしてもファーストフードを好みがちですが、
その上におもちゃが付くと、ファーストフードが益々魅力的なものと
脳に刷り込まれていってしまいます。
この記事によると、サンフランシスコ市内に限ったことのようですし、
全部のキッズメニューからおもちゃが消える訳ではなさそうですが、
子供にとって不健康なメニューにつけるおもちゃを禁止するのは、
ファーストフード大国アメリカという視点から考えると、
革新的な第一歩!
と言えるでしょう。
これからも、国民の健康を意識した条例がどんどん増えるといいですね☆
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