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Angel Blue ~アメリカICUナースのブログ~

カリフォルニアの大学病院にあるICUで看護師をして7年目。 ICUの中で起こる日々のドラマ。 アメリカの命の現場から生の声をお届け! アメリカ医療の裏側やナースの日常を覗いてみませんか? まずは「ハイライト」内の記事からチェック!!

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今日は仕事だったのですが、なぜか知らないけど、昨夜はとにかく眠れなかった!!



そして、ちょっと寝れたかと思いきや

悪夢 を見ました。。。



学校の旅行的な感じで皆で電車に乗っているのですが、

その電車があの被災地の中を通って行くのです!



電車の窓から見える景色はそれはそれは恐ろしい。。。

線路の周りは瓦礫だらけ



そして、その瓦礫の中のあちこちに人の腕や足が。。。



私は、 "OH, MY GOD!" を繰り返して驚愕のあまり怯えてる。

(普段滅多に "Oh, my god!" なんて言わないのですが。。。)




たとえ夢であれ、あの恐ろしい光景は鮮明に脳裏に残ってしまって、

仕事中も何度も何度も思い出してはぞっとしていました。




私は夢でもあんなに怖い思いをしたのに・・・

被災地の方々があの光景を現実に目の当たりにしたかと思うと心が痛んでなりません。



心理学が専門ではないのでよく分からないけれど、

私の悪夢も震災のショックから来るものなんだろうと勝手に自己分析しています。



被災地の方々は毎日どんな夢を見てお休みになってらっしゃるのでしょうか。

津波から逃げる夢とか、どうしても見てしまうものなのでしょうか。

それとも、眠れない夜をそもそも過ごしてらっしゃるのかなぁ。。。



被災者の方々には、せめて夢の中だけでも、

暖かくして、いっぱい食べて、いっぱい笑っていて欲しい・・・

そう願います。





さて、前置きが長くなりましたが・・・

今日は3月24日付の日本経済新聞の記事を取り上げたいと思います。



被災者への接し方 専門家に聞く「気配り」のコツ
心理的経過に4段階、感情の変化に理解を



この記事によると、一般的に被災者は4段階の心理状態を経るとあります。



第一段階:茫然自失期


無感覚、感情の欠如、茫然自失の状態

危険を顧みず行動的になることも

 

第二段階:ハネムーン期


被災体験を共有することで、被災者同士に強い連帯感

 

第三段階:幻滅期


支援の遅れや行政の失策への不安が噴出

喧嘩などのトラブル、飲酒問題が出現する

地域の連帯感が薄れる

 

第四段階:再建期 (復旧が進み生活のめどが立ち始める頃)


地域づくりに積極的にさんかすることで、生活再建への地震が向上する

復興から取り残された人にはストレスの多い生活が続く


 

誰もがこの過程を通るとは限らないとは思いますが、

専門家によると、これが一般的な心理状況の変化だそうです。




この段階、私は精神看護学で学びましたが、

病気の診断告知を受けた患者さんにおいても、同じ心理段階を経過するとのこと。

英語で学んだのですが、病気の場合も「ハネムーン期」って言ったっけ・・・?

自信ないのでちょっと教科書調べてみます。。。



とにかく、大切なのは、今その人がどの段階になるのかを察して

それに一番相応しい対応をしてあげることなのではないでしょうか。




この記事では更に、被災者に対して掛けてはいけない言葉の例も紹介してます。



「早く元気になって」

「頑張って」


なんて、ついつい言ってしまいそうな言葉ですよね。



この記事によると、

「早く元気になって」 ⇒  被災者が失ったものを理解されていないと感じる

「頑張って」 ⇒ 頑張って疲れきっているのに追い打ちをかけ負担になる

という理由で避けたほうがよいとのこと。



こういうのって、本当に十人十色で受け方が違うこともあるし、難しいですよね。



心が深く傷ついている状態の人に対しては、

決して前のめりにならず

相手の身になり常に思い遣りを持って接するのが大切なんですよね。




・・・って分かっているけど、やっぱり難しい。。。


でも、今なかなか伝わらなくても、いつかきっとその気持ちは伝わるはず!




被災者に「頑張って」って言っちゃいけないのは分かったけれど・・・

それでもやっぱり、心の中ではいつも叫んでます!



ガンバレ、日本!



 
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ふむふむ。

わたくしも精神科の病院などに行くことがありましたが、精神科の患者さんでも禁忌となるような言葉は似てますよね(depressionの方に頑張ってなど)
患者さんを励ましたいのはヤマヤマなのですが、お気持ちわかりますよって傾聴してあげることしかできないっていう。

被災地でもホントに被災者の方々の側にいたり、話を聞くだけでいいんだろうけど、それも難しい現状。
うん、みんながまた元気になるまでぼくも心の中で叫び続けますっ!

Re:ふむふむ。

NP王子さん、コメントありがとうございます。

精神科の患者さんの時には特に、ものすごく言葉を選んで話さなくてはなりませんよね。
ちょっとした何気ない一言がその患者さんに爆弾を落とすことに成り兼ねないし。。。

心の中で応援するには問題ないと思うので、その言霊がちゃんと届くように一生懸命応援しましょ~!

とても嬉しいです!

久しぶりにコメントします。今回の記事もとても興味深いものでしたし、やっとanjelさんのブログにお邪魔できる程生活にゆとりができました。
というのも大震災が私の住む宮城を襲ったからです。
この二週間は人生で一番早く通り過ぎました。
かろうじて自宅は津波被害にあっていません。でも沢山の親戚、友人が家を失いました。命を落としました。それでも街は確実に復興へ向けて歩き出しています。
anjelさんの被災者に対する想い、とても嬉しいです。震災後ひとの声の力や伝える力が大きい事を感じます。テレビでタレントが頑張れ日本、ひとつになろう日本等メッセージを流していたり、新聞で米国のメディアが暴徒化しない日本のモラルの高さをたたえていたとかそれだけで気持ちが励まされる日々です。
なのでanjelさんも伝えて下さい。悲しまないでいい、これからもブログで記事にして下さい。
現状を伝えてもらっていることが励みになります。
ちなみに私も大体四段階の心理過程をたどり今日に至ります。
長々失礼しました!

Re:とても嬉しいです!

あこさん!遅ればせながらですが・・・
コメント読んでビックリしました!!!

被災なさった方の1人でいらしたなんて知りませんでした。
以前コメントいただいた時は震災の2週間くらい前でしたものね。

ご親戚・ご友人が家を失い命を落としたというのはとても悲しいお知らせですね。。。
一瞬にしていろいろなものを失ってしまった被災者の方々の心持ちを想像すると、胸が痛んでなりません。
時間が早く過ぎたとおっしゃっていましたが、生きることに必至でいらして、いろいろなことを考える余裕もなく飛ぶように時間が過ぎていったということなのでしょうね、きっと。

不都合・不自由が当たり前の生活をされていてストレスも極限まできていることと思いますが、日本だけでなく海外にいる人達も皆応援しています。
皆それぞれの方法で少しでも力になりたいと被災者の方々、そして日本のために日々頑張っています。

「頑張って」とは言いませんが、被災者の皆さんのバックには皆の大きな力が控えていること、それを心に留めておいていただけるとこちらも嬉しいです。

今はまだアメリカからボランティアに向かえる状況じゃないので、せめてブログなどを通して情報や応援の声を発信していけたらと思っています。
募金の寄付やその呼びかけくらいしかできなくてもどかしい気持ちにはなりますが、とりあえず今出来る事を精一杯頑張りたいと思います!

また少しお時間ができたら遊びに来てくださいね☆

はじめまして!


はじめまして。
アメリカBUF在住の えいと@と申します。

カナダの新聞に「日本は災害に対してしっかりとした体制ができているので他国からの義援金はもう必要ない」という記事が載っていたことを聞き、
アメリカはどうなんだろうと探していたところ、貴ブログの記事を見つけました。

貴ブログの「義援金はいらない」の記事のリンク、記事の一部転載させていただきました。
事後報告で申し訳ありません。
もし、不都合があったらおっしゃってくださいね。
http://eight-americann.seesaa.net/article/192686411.html


災害に遭われた方への言葉かけは難しいですね。。。
「頑張って」とか「元気出して」とか、
そういう言葉かけをついついしちゃいますけど、
そんなことは言われなくてもわかってることなんですよね。。。

今の被災者の方々の心理状態は「第2〜3段階」でしょうか…?
「男3段階」が一番辛い時期なんですよね。。。

復興に何年かかるだろう。。。
阪神淡路大震災があったのが1995年。
1998年~2002年頃まで 夫(当時は彼氏)が兵庫県の震災の近くに住んでいたんですが、
2002年頃までまだ仮設住宅に住んでいた方がおられたんですよ。
今回の地震はもっともっとかかるでしょうね。。。

私も心の中ではいつも叫んでいます。
「頑張れ! 日本! 頑張ろう! 日本人!」って。

    えいと@


Re:はじめまして!

なんと!
アメリカのみならず、カナダでも同様の記事が出ていたのですか?!
残念です。。。
こういったことはどんどん日本のメディアでも取り上げて欲しいですが、今の時代は個人でも積極的に情報を発信できる世の中なので、皆で協力し合えば情報の輪が広がり大きな力となるんだと信じています。
メディアだけではなく、私達一市民にも変化を起こせるパワーがあるはず!

えいと@さんのブログ、拝見しました。
転載ありがとうございます!
嬉しいです!
皆で頑張りましょう!

海の向こうからもたくさんの日本人が日本を応援してるってこと、被災地の方々が心に留めておいてくれると嬉しいですね。
直接「頑張って」とは言えないけれど、その言霊が海を越えて届くといいですね!


はじめまして

はじめまして。
ブログ拝見させて頂きました。
私はオーストラリアの救急でナースしています。
早速、ブログをお気に入り登録させて頂きました。


心理状態については、仕事でよく考えさせられますが、人によって捉え方も違うので、毎回悩みます。
被災された方の心理状態、精神状態、PTSDなど、
物資の支援以外にも沢山の支援が必要なんでしょうね。
『被災者にはかけない方がいい言葉・・・』
自分の一言で、相手がどういう風に受け止めてしまうか、ほんと毎日考えさせられますね。

Re:はじめまして

Eriさんはじめまして。
初コメント&お気に入り登録ありがとうございます!
ナースの同志からのコメント、サポートは特に嬉しいです♫

被災者のストレスを考えると尚更、言葉一つ一つの重みを考慮していかなくては、と思いますよね。
今回、よい機会なのでこのブログでもPTSDについても読者の方にもっと知ってもらおうと思っていたところです。
バタバタしていて、全然記事が追いついてませんが。。。

ナースとしての私だからこそ出来ること、少しずつ探して頑張っていきたいと思います!
同じ海外ナース同士、これからもいろいろ情報交換し合いながら一緒に頑張りましょう!!

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プロフィール

名前
Angel
職業:
看護師 Registered Nurse
趣味:
ゴルフ ピアノ 食べ歩き
自己紹介:
1978年、早生まれ
埼玉県出身
カリフォルニア在住
アメリカ暦9年

日本の大学卒業後、医学研究職2年。

その後アメリカの大学へ留学。看護学部を卒業しBSN(Bachelor of Science in Nursing)取得を経て、RN(Registered Nurse)免許取得。

2004年夏より、カリフォルニアにある大学病院のICU(集中治療室)にて勤務中。
7年目のベテランナース(?)

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