昨日は歯医者さんに行ってきました。
ここでは、
ナースではなく患者という立場。
こういうのって結構、新鮮というか、
患者という視線でみると気づくこといっぱいあるものです。
患者になって改めてその存在に気付かされるもの:
不安な気持ち
これから何が起こるんだろう?
痛いのかな?
(医療者が)ミス犯したりしないかな?
単なる歯医者さんでの治療でさえ、すごく不安な気持ちになるものです。
実際に患者という視線でみると、自分がナースとして
患者さんの不安な気持ちを少しでも和らげてあげなきゃいけないなぁと思ったり、
どうしたら不安を和らげてあげられるのか気づいたりします。
例えば、点滴のラインを入れるのでも、ガーゼを取り替えるのでも、
ちょっとした小さな作業の一つ一つに対しても
口に出してこれから何をするのか説明してあげたら、
患者さんは少しでも楽になれるんですよね、きっと。
そして、痛いかもしれないときは、
それを恐怖にならない程度に上手に予測させてあげるのも必要なのかも。
もちろんいつもそれを心掛けてはいますが、
自分が患者になると、どれだけ不安な気持ちになるか身に沁みて、
どんなに小さなことでも説明してあげることの大切さに気付かされます。
今回私は患者としてどんな治療行程になるのか不安な気持ちになったので、
自分から質問しましたが、ICUの患者さんは意識はあれど
呼吸器に繋がれて話ができない、という患者さんが多いので、
そういう患者さんに対しても、不安を想定してきちんと説明してあげることが大事。
当たり前ですが、しゃべらないからって、言いたいことが無い訳ではないのですから。
幸い、病気ではなく歯の治療という簡単なものでしたが、
久しぶりに
患者体験して、またナースとしてちょっとだけ成長できたかも☆
[3回]
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