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Angel Blue ~アメリカICUナースのブログ~

カリフォルニアの大学病院にあるICUで看護師をして7年目。 ICUの中で起こる日々のドラマ。 アメリカの命の現場から生の声をお届け! アメリカ医療の裏側やナースの日常を覗いてみませんか? まずは「ハイライト」内の記事からチェック!!

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新年明けましておめでとうございます。

今年は3年振りに、日本でお正月を迎えることができました。

やっぱり日本のお正月は最高ですね ♫



このブログを始めてまだ2ヶ月ですが、

今年はもっともっと充実した内容のブログに出来るよう日々励んでいきたいと思いますので、

2011年もよろしくお願い致します。



皆様にとって健康で笑顔いっぱいの1年になりますように☆

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あと数分で、2010年が終わろうとしています。


今年はいろいろありました。

女の大厄であったせいか、今年は結構辛いことがたくさんあったように思います。



でも、11月1日付けてこのブログを始めてからの2ヶ月間。

私の生活に大きな変化が訪れました。


このブログを通して、皆さんに命の尊さについて少しでも考える時間を持っていただくことができたこと、

本当に光栄に思います。


私は、「命の尊さ」なんて大きなを語れるほどの人間ではないけれど、

職業上、命について考えるきっかけになる経験は人よりもたくさんしてきてると思います。

そんなきっかけとなるストーリーを皆さんと分かち合うことで、

このブログが、普段気づかない、本当に大切なものを発見できるきっかけになれたら、

と思っています。


まだまだブログを始めたばかりの初心者ですが、

この2ヶ月間、お世話になりました。


皆様からの温かいコメント、本当にありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願いします!



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昨日は晦日。



毎年晦日恒例の、

お餅つき

の日でした。



叔父の誕生日も兼ね、この日に親戚うちでお餅つきをするのが、何十年も前から慣習になっています。



餅つき 蒸篭

 ↑ こんな感じで、蒸篭(せいろ)を使って餅米を炊きます。


今年は5臼分のお餅をつきました。


最初の2臼分は 鏡餅 にします。

鏡餅

ベトベトくっつくので、餅とり粉を台の上にたっぷりまぶします。

くるくる手で回しながら形を整えます。

鏡餅で重ねるので、いろんな大きさの丸いお餅を作ります。

簡単そうに見えて、これが結構難しい。。。



餅つき

縁起物なので、4歳の甥っ子も頑張りました☆



それにしてもこの欅て出来た杵、すっごく重い。。。

あまりにも重いので、コントロールがきかず、たまに変な場所を打ってしまいました。。。



そして、お餅つきの一番の目玉は、やっぱり・・・


出来たてホヤホヤのお餅を食すこと!


餅

きなこ・あんこ・からみ の3種類。


私は大根おろしがたっぷりの からみ餅 が大好き ♥



つきたてのお餅は、一回乾かしたお餅を焼いたものと全然違って、

コシがあるのにとろ~り

お餅が大好物の私には、たまりませぬぅ~っ!!!



これぞ、日本の年の瀬!!!



年末年始を日本で過ごすのは3年ぶりなので、

ここぞとばかりに、このつきたてのお餅をたらふく食べました~!



このお餅をお雑煮やお汁粉に入れてお正月に食べるのも楽しみ~ ♥



やっぱり日本って、いいですね。



それはそうと・・・ 背中と腕が筋肉痛で痛い。。。 (-_-;)

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重症患者はワガママな恋人と同じ。

僅かな遅れがふたりの関係に修復不能なひびを入れることもある。

ICUの看護師たちは無言の相手に献身的につくす。

すべてを投げうって恋人の枕元へと急ぐ。




上記は海堂尊さんの小説、『ジェネラル・ルージュの凱旋』からの引用です。


いきなり何の前触れもなくこの記事をスタートしてしまいましたが、この引用部分、

あまりにもピッタリの比喩で、ICUナースの性をすごく素敵な表現でまとめてあるので、

書き留めるために私は思わずペンを走らせてしまったほどです。




思えば1年ほど前、私が読書嫌いだったことを知らなかった彼が、

私に1本の真っ赤なルージュに添えて4冊の本を手渡しました。

この真っ赤なルージュが彼からの初めてのプレゼント




「このルージュを仕事の時に持っていて欲しい。使わなくていいから。」


という彼の言葉に、丸っきり「???」状態だった私に彼は、


この本を読んでくれれば、ルージュの意味がわかるから」と。




そして、『ジェネラル・ルージュの凱旋』上下巻の前に、

チーム・バチスタの栄光』上下巻を読んで予習して欲しいとのこと。




で、読み始めました。

読書嫌いの私が。。。



ところが、この海堂尊さん特有の繊細な感性からくる表現といい、

粋な言葉遊びといい、私はすぐにこの本に魅了されてしまいました。




そして上の引用部分。

これを読んだ時、思わず鳥肌が立ってしまいました。



重症患者はワガママな恋人と同じ。

そう。 ICUの患者さんはとっても手がかかるんです。
不安定なのでいつもいつも気に掛けていなくちゃいけなくて、
一刻たらずとも気を抜けないんです。

 
僅かな遅れがふたりの関係に修復不能なひびをいれることもある。
 
患者さんの容態変化に気付くのが一歩遅れたり、
その容態急変に対する処置が一分でも遅れたら、
もう二度と会えないとなってしまうこともあるのです。

 
ICUの看護師たちは無言の相手に献身的につくす。
 
ICUの患者さん達は、呼吸器に繋がれていて喋れなかったり、
意識が無く昏睡状態だったりする患者さんが多いので、
献身的にお世話をする相手が無言なことも頻繁にあります。

 
すべてを投げうって恋人の枕元へと急ぐ。
 
その時何をしてようが、ランチを食べる時間がなかろうが・・・
どんなに疲れていたってなんだって、自身を犠牲にして
患者さんの命を繋ぐために、患者さんの枕元へと走っていきます。

 


ひゃぁ~~~!

やっぱり今こうして改めてこの文章の意味をお浚いしてみるとスゴイ!!!




この海堂尊さん、ご本人もドクターなんですよね。

だからこそ、こんなしっくりくる文章が書けるんですね。




で・・・ 『ルージュの意味』、ですが・・・

これは、ぜひこの素晴らしい小説を読んで、その意味を探し出してください☆

私が読書嫌いを克服したほどの名小説なので、きっとどなたにもお楽しみいただけると思います。



ちなみに、このルージュの意味が分かって以来、

私のナースのユニフォームのポケットには彼からもらったルージュが欠かさず入っています!

このルージュはいつでも私のことを守っていてくれる、私の宝物です ♥



チーム・バチスタ ジェネラル・ルージュの凱旋

 ↑ こちらの本です



それでもやっぱり本は苦手、という方は

ドラマでどうぞ。

チーム・バチスタ DVD ジェネラル・ルージュ

ドラマのDVDはこちら

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今日、(あ、もう日付変わって昨日だ・・・)年末年始を日本で過ごすため、帰国しました!

 
 

『悲しみに暮れたクリスマス』から数日、少しずつではありますが、

日に日に悲しみから回復しつつあります。

 

 この記事に対して、ブログ読者の方々から温かいコメントをいただき、

精神的に大きな助けとなっています。
 

お気遣い、心から感謝致します。
 

 

実を言うと、クリスマス当日、おじさんを亡くしたこと以外で

更にショックに陥り途方に暮れた瞬間がありました。


それは携帯メールのやり取りによるもの。
 


とても親しい仲の人に、ジョニーおじさんが亡くなってとても悲しい

という内容のメールを送ったのですが、その返信が、
 


「そっか。。。 ご愁傷さめでした。」 のみ。



私はこのメールの返信を見て、ショックですごく傷ついてしまいました。

 

 

まず、タイポ。

「様」が「さめ」になっただけの小さなことだし、誰にでも間違いはあるけれど、
 

 こういうデリケートな内容の際のタイポは、なんだか軽くあしらわれているようで、

決していい気がしません。。。

 

 

そして、何よりもこの内容。


「ご愁傷様」はお悔やみ言葉の決まり文句ですし、間違いではないのですが・・・
 
親しい仲の人からのメールということを踏まえると、ショックでなりませんでした。
 

なんだか、とてもよそよそしくて。。。 



アメリカにいる実の家族のようなジョニーおじさんを亡くして、

一人ぼっちになってしまう不安感と淋しい気持ちでいっぱいの時だったので、

このメールで心が楽になるどころか、疎外感を味わって逆に胸が痛くなってしまいました。。。 

 



今でもまだこのメールがすごく引っかかっていて、

何でそんなにこのメールが「心無い内容」と思ってしまったのか・・・
 

自分の中でも解決したいので、いろいろ考えてみたのですが、

ブログの読者や同じ報告をした周りの人達からの温かい言葉を受るにつれ、
 

やっと原因が分かりました。

 

 

 「ご愁傷様でした」という言葉自体が悪いわけじゃなくて、

問題はその言葉一言だけだったという事実が私の心を傷つけたんだと思います。

 
 

気持ちを一言で極端に表すとしたら「それだけ?」ってことになるかな。。。

 

 

この気持ち、うまく説明できないけど、

とても親しい仲の相手なのに、「ご愁傷様でした」という、

親しさの度合いに拘らず万人共通のお悔やみ言葉だけしか掛けてもらえなかった、

というのが淋しかったんだと思います。

 

 

弱ってただけに、

「それはすごく辛いね。 大丈夫?」


 

みたいな私の心持ちを理解し気遣う姿勢の言葉を期待しちゃってたんです、多分。

 
 

でも、これって、私の期待が大き過ぎたのでしょうか。。。
 

やっぱり私の考え方、甘過ぎなのかな。。。

 

 

この「ご愁傷さま」という言葉、残念ながら日常会話でも「おあいにく様!」

みたいな嫌味なニュアンスで使われていることもありますよね。


 

 言葉のトーンが聞こえてこないメールでのやり取りだっただけに、

必要以上に当惑してしまったのかな。。。
 

 もちろんそんな嫌味なニュアンスで言ってないのは承知なのですが。。。

 



それにしても、お悔やみの言葉を掛けるのって、本当にすごく難しいですよね。
 

でもだからこそ、お決まりの言葉のみで終わらせず、ほかの言葉を探して、選んで、

なんとか温かい言葉を掛けようと努力してくれた方々のその思いやりに、深く感謝します。
 

言葉を超えて、気持ちが十分伝わってきて、本当に嬉しかったです。

 

 

特にブログなどを通してコメントしてくださった方々、見ず知らずの私が相手にも拘らず、

その素晴らしい思いやりを私に向けて下さり、本当にありがとうございました。




ご心配・お気遣いいただいておりますが、

お陰様で、寝込んだり、気落ちが酷く塞いでたりということはないので、

今のところ大丈夫です。




記事アップを出来なかった日が続いてしまいましたが、精神的にも大分落ち着いてきましたので、また前のように毎日ブログ更新できるようにしたいと思います。

これからも応援よろしくお願い致します☆

 

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プロフィール

名前
Angel
職業:
看護師 Registered Nurse
趣味:
ゴルフ ピアノ 食べ歩き
自己紹介:
1978年、早生まれ
埼玉県出身
カリフォルニア在住
アメリカ暦9年

日本の大学卒業後、医学研究職2年。

その後アメリカの大学へ留学。看護学部を卒業しBSN(Bachelor of Science in Nursing)取得を経て、RN(Registered Nurse)免許取得。

2004年夏より、カリフォルニアにある大学病院のICU(集中治療室)にて勤務中。
7年目のベテランナース(?)

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