今日はちょっとナースネタから離れて、久々に
英語いきます。
時差の関係でカリフォルニアはまだ
バレンタインやってます!
(あ!でももうすぐ終わっちゃう!急がなくちゃ!)
ということで・・・
バレンタインにちなんだ英会話、メール編。
設定は、
いきなり知らない電話番号からテキスト(携帯メール)が来たという設定。
”Happy Valentine's Day!"
”Who are you?”
”Is this Angel?"
"Happy Valentine's Day!"
"You should answer my question before asking me anything."
"I'm your secret admirer ;) Btw, I want to ask you something so I'll call you again next time. Good night ;D"
"That's only creepy. Please opt me out of your contact list and leave me alone."
という会話。
それでは、1つ1つご説明します。
”Happy Valentine's Day!"
(ハッピー・バレンタインデー!)
これは言うまでもなく、Happy Birthday! と同様、「バレンタインおめでとう」的な表現。 素敵なバレンタインを過ごしてねという願いを込めた、Valentine Wish です。 もちろんお祝いし合う恋人同士の間でも使われますが、仲間や同性に対しても普通に言って何ら問題はありません。 "Happy Valentine's!" と略してもOK。
”Who are you?”
(あなた、誰?)
”Is this Angel?"
(そっちは Angel だよね?)
当たり前ですが、こういった、質問に対する質問返しは失礼なのでやめましょう。
"Happy Valentine's Day!"
(ハッピー・バレンタインデー!)
2回言う必要無いってば! だから、誰なのよ!
"You should answer my question before asking me anything."
(私に何か尋ねる前に私の質問に答えなさいよ。)
should は本来「~すべきだ」ですが、メールではニュアンス出にくいけどイラッと強く言ってる感じなので、文脈的に強調した「~しなさい」的に訳してみました。
ほかに、「Why don't you ~?」(~したらどう?)を使って「Why don't you answer my question before ~?!」(~する前に私の質問に答えたらどうなのよ?!)という言い方もここでは効果的かも。
"I'm your secret admirer ;) Btw, I want to ask you something so I'll call you again next time. Good night ;D"
(ぼくは、君に密かに想いを寄せるファンだよ。 ところで、聞きたいことがあるから、今度電話するね。 おやすみ。)
Secret admirer:はい、この表現!特にバレンタインにはとっておき表現なので、覚えておくといいかも! これ、結構 キザ ロマンティックな表現。 Secret は言うまでもなく「秘密」。 Admire は、辞書では「賞賛する、感心する、崇拝する」とありますが、「憧れる」というニュアンスを含んだ言葉として使ってもよいと思います。 なので、その名詞形の Admirer は「崇拝者」などのほかに、「ファンや想いを寄せる人」という意味もあります。
例えば、バレンタインの日、下駄箱にそっと入ってる手紙。 その手紙の最後に 「From your secret admirer」なんて添えられていたら、誰だろう?ってドキドキですよね? また、映画とかでよくあるのが、送られてきたバラいっぱいの花束にそっと添えられたカード。送り主がこの Secret Admirer とだけ名乗ってあるシーン。
Btw: これは、By the way(ところで)の略で、テキスト(携帯メール)やチャットでよく使われるので、この Btw が出てきても焦らないように覚えておくと良いでしょう。
"That's only creepy. Please opt me out of your contact list and leave me alone."
(てかそれ、キモイだけなんですけど。 連絡先リストからを外して、お願いだから私に構わないで。)
Creepy: Creep の形容詞形。 Creep は、「這う」という意味。 赤ちゃんもそうですが、虫や蛇が這っている動作がCreep です。 日本語でも、「虫唾が走る」って言いますよね。 これは、「虫唾(胃酸)がムズムズっと這って口に出てくるほど不快でたまらない状態」を指しますが、思わずゾクゾクしたりムズムズするような気持ち悪さを Creepy という英語で表現します。 なので敢えて「キモイ」で表現してみました。
Opt out:これも覚えておくと、アメリカ社会では便利かも。 Opt には「団体や活動に加わる」という意味があるそうです。 つまり、「Opt out of ~」は「~から外れる」ということになります。 この場合でもそうですが、私がよく使うシーンは、ダイレクトメールをたくさん送ってくる会社に電話して、「Please opt me out of your mailing list」とわざわざ言ったりします。 こう言うと、ちゃんと送られてこないようになるんです! もちろん逆に何かに加わりたいときは、「Opt me in」と言えばOK。
Leave me alone:これは、イディオムとして覚えちゃってください。 Leave はよく使われる「去る」という意味の他に「そのままの状態にしておく」という意味もあります。 Leave me alone の直訳、「私を一人のままにしておいて」は要するに、「私に構わないで。私を放っておいて。」という訳になります。
Please:ちなみにここでは敢えて「Please」を使っていますが、丁寧に言ってるのではなく、文脈からしてこれは皮肉や嫌味を含んでいます。 メールだと伝わりにくいけど、会話の場合は Please を強く言うことで、「ほんと頼むからさぁー、(構わないでよ!)」みたいなニュアンスを出せます。
なんだか、とってもゴチャゴチャした記事になりましたが・・・。
この会話にはいっぱい英語のツボが詰まっていたので、ご紹介してみました。
が、実はこれ、バレンタインデーの今日(あ、もう昨日だ。。。)、
実際に私がメール(テキスト)で交わした会話だったりします。。。
大体相手が誰かは察しがついてたのですが、連絡を取りたくない人だったので、
Secret admirer からのロマンティックなバレンタイン・メッセージ ♥ に対して
思いっきり「キモイ!」と返しちゃいました。。。
あ、これ読んで「Angel は天使なんかじゃなくて本当は悪魔だ!」
な~んて思わないでくださいね~っ!!(汗)
焦って言い訳させてもらうと、この Secret admirer 。 実はアメリカ育ちの日本人。
もちろん人によりますが、アメリカ育ちの日本人はアメリカ人的感覚だったりするので、
物事をハッキリ強めに言わないと言いたいことが伝わらない傾向があります。
日本特有の以心伝心感覚や奥歯に衣着せた丁寧なもの言いは、誤解を招くことも。。。
・・・ということで、『バレンタインから学ぶ英会話』いかがでしたか?
Secret admirer の名乗るのって、吉と出るか凶と出るか、実は紙一重かも!
もしこれからこの Secret admirer に挑戦してみようと思う方は、
状況を良く考え、マナーをしっかり守った上でぜひ頑張ってみてください☆
カテゴリー: 『おもしろ英語』もチェックしてみてくださいね☆
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