年末年始バタバタしていたので、忘れた頃に・・・という感じですが、
二日酔い対策第二回、やっとのことでアップです!
第一回をおさらいしたい方は、 ↓ このリンクでジャンプしてください。
『二日酔いのメカニズム。予防は知識から。。。』
第二回では、
『二日酔い防止対策! 酔う前に・・・』
ということで、お酒を飲む前や、お酒を飲んでいる最中にできる対策について
お紹介していきます。
まず最初に、
二日酔い予防の2大原則!
① 空腹時の飲酒は厳禁!!
これは誰もが知っている事実かと思いますが、アルコールが胃や腸管にダメージを与えるだけでなく、空腹状態ではアルコールがより一層体内に吸収され易くなってしまいます。
飲み始めると食べなくなってしまう人もいるかと思いますが、飲む前だけでなく飲んでいる最中もできるだけ食べ物を食べるようにしましょう。
② 水分補給を十分に!!
第一回で二日酔いのメカニズムについてご説明しましたが、その記事でもお解りの通り、二日酔いの症状と脱水状態には密接な関係があり、水分補給をして脱水状態を予防することに多くの二日酔い症状を緩和できます。
ただし、ここでアルコール飲料を水分とカウントするのはご法度です。 第一回でもご説明しましたが、アルコール自体に利尿作用があることや、アルコール代謝の過程で水分が消費されるため、アルコール飲料により水分補給をしようとしてもあまり意味がなく、むしろ逆効果となってしまいます。
お酒を飲むときは、アルコール飲料だけでなく、同量以上のお水も飲むように心掛けましょう。
あくまでもこの2大原則が基本ですが、
次に、飲む前と飲んでる最中に食べると二日酔い防止になる食べ物をご紹介します。
これは一番効果の高いものかもしれません。 肝臓機能の改善・回復が主な効果で、肝臓のアルコールの分解能力がアップするそうです。 また、肝臓が分泌する消化液である胆汁を増やす作用もあり、体内の有害物質の排泄を助けてくれます。 お茶としても販売されているので、お酒を飲む機会の多い方は常日頃から飲んでおくと良いかもしれませんね。 ちなみに、発がん予防や老化防止にも効果があるといわれています。
これは余談ですが、「ウコンの力」を飲んでから飲み会に出席したら、二日酔い防止どころか、逆に全然酔えなかったと嘆いていました。(笑) それくらい大きな効果の期待できるものなのかも!
アサリ、シジミ、カキなどの貝類のほか、タコやイカに多く含まれます。
タウリンは、胆汁酸の分泌を促進したり、肝臓のアルコール分解に関わる酵素の働きを助けたりして、肝臓の負担を軽くしてくれます。 また、肝細胞の再生を促進する効果もあるそうです。
タンパク質は20種のアミノ酸で構成されていますが、このタンパク質が傷んだ肝細胞を修復してくれます。 また、タンパク質は肝機能をアップさせ、アセトアルデヒドの分解を助けます。
特に大豆製品がおすすめです。 中でも枝豆はビタミンCも併せて多く含んでいるので効果が高いそうです。 枝豆や冷奴がお通しとして飲み始めに出るのは理にかなっているのです。
飲んでる最中ももちろん、飲む前に特に効果を発揮します。 乳製品が胃や腸の壁を覆うことで、アルコールの吸収を遅らせる効果があると同時に、アルコールによる胃や腸の炎症や負担を軽減します。
チーズの入ったおつまみが人気あるのも納得ですね! ピザだけでなく、牛乳とチーズの両方が入ったグラタンなども効果的です。
納豆、オクラ、もずく、山芋、里芋など、ムチンを多く含んだ、いわゆるネバネバ系の食材です。
タンパク質分解酵素をもつムチンの働きにより、肝機能ををアップするタンパク質の消化・吸収に大きく貢献します。 また、粘膜を保護する作用もあるため、胃腸の調子も整えてくれます。
ビタミンCはアルコールの分解を促進するほか、抗酸化作用により細胞にダメージを与える活性酸素の増加を阻害します。
お酒に弱い方は、ビタミンCを多く含む柑橘類を含んだカクテルやサワーを選んでみてはいかがでしょうか。
大根は消化酵素を豊富に含み消化を促進し、胃酸をコントロールするため、二日酔いによる胃もたれ胸焼けを防いでくれます。 また、ビタミンCも多く含むので、より二日酔いに効果的です。
利尿作用もあるので、アセトアルデヒドなどの毒素を体外排泄を早めてくれます。
お酒を飲むときは、上記の食品を含んだおつまみを率先して選んでみましょう~☆☆
最後に、二日酔いに関係のあるものもう一つ!
それは、
タバコ。
なんと、タバコの煙にも有害物質 アセトアルデヒド が含まれているのです!
二日酔い対策第一回で、アセトアルデヒドについて詳しくご説明しましたが、二日酔いの一番の原因であるアセトアルデヒドがタバコの煙からも体内に摂取されるとなると、ダブルパンチとなります。
更に、タバコはビタミンCを壊してしまう作用があるため、せっかく取ったビタミンCの効果も期待できなくなります。 喫煙者のお肌のトラブルも一部これに起因しているのです。
特に副流煙にアセトアルデヒドが含まれているそうなので、飲み会に同席している非喫煙者のためにも、できるだけ喫煙は控えましょう。
あ、ちなみに、よく「ちゃんぽんをすると二日酔いになる」と言いますが、
これは、ちゃんぽんが直接の原因ではなく、ちゃんぽんにより飲むアルコール量が
増えてしまうためだそうです。
お酒の種類が変わると気分もリフレッシュされるために、同じお酒をずっと飲んでるよりも
多種のお酒を飲んだ方がトータルのお酒の量が多くなってしまう傾向があるためです。
二日酔い対策第二回、
飲む前と飲んでる最中の二日酔い対策、
少しは役に立ちましたでしょうか?
ラストの第三回では、二日酔いになってしまった時の対処法をご説明します!!
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