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Angel Blue ~アメリカICUナースのブログ~

カリフォルニアの大学病院にあるICUで看護師をして7年目。 ICUの中で起こる日々のドラマ。 アメリカの命の現場から生の声をお届け! アメリカ医療の裏側やナースの日常を覗いてみませんか? まずは「ハイライト」内の記事からチェック!!

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<12月8日のICUダイアリー>

今日は患者さん1人。

持続的人工透析機に繋がれてる患者さん。


この患者さん、まだ40歳だけど既に肝不全腎不全を併発。

その他脳の硬膜下血腫やら高脂血症やら、いろんな病気をお持ちのよう。


ちなみにこの患者さんの肝不全は、アルコール性肝炎から発展したもの。

お酒の飲み過ぎには注意しましょうね☆
アルコール性肝炎については、今度ブログで詳しくご説明する予定です)


この患者さん、3週間も気管挿管されていたのですが、昨日やっと呼吸器卒業し抜管成功
 
ただ、目はパッチリ起きてるのですが、肝性脳症のせいで意識が少し混沌としてるみたいで、反応が遅かったり、言ってることを理解してるのか理解してないのかよく分からない状態。


今朝、旦那様がお見舞いに訪れました。

奥さん思いの優しい旦那さん。(とっても円満夫婦みたいです)

あれ???

ふと気がつくとこの旦那さん、患者さんの手を握りながら・・・
 
泣いてる?!
 


どうして???

患者さん昨日よりも随分良くなって意識もハッキリし始めたのに。。。

呼吸器外れて喉にチューブも入ってないからお話もできるでしょ?

嬉し涙???

それとも、まだ患者さんボーッとしてていまいち会話にならないのが辛いの?



この患者さんを受け持つのは初めてだから、旦那さんのこともよく知らない。。。

あ、そうそう、この患者さん自身はメキシコ人だけど、旦那さんは日本人なんです。
 
ま、厳密には日系人で日本語喋れないっぽいですが。。。

アメリカとはいえ、日本男児が泣くってのは、よっぽどだよねぇ。。。


泣いてる理由がよく分からなかったし、 50代の大人の男性に、

「どうかしました?大丈夫??」 ってズケズケ聞くのもなんなので・・・

新しいティッシュボックスを「どうぞ」と近くにそっと置いて部屋を去りました。



看護師として、泣いてる人に対しては臨機応変に対応しなくてはなりません。
 
対応の仕方は、もちろんその相手によって随時変えていかなくてはいけません。



この人の場合は、ギャーギャー泣いてる訳ではなく静かに泣いていたので多分、思わず涙が溢れてしまった系で、きっと、あまり人に見られたくないんだろうなぁ~と察しました。

・・・というのが、人種や文化も考慮した上での私のできる限りの洞察。
(合ってるか分からないけど。。。)
 


なので、ティッシュをそっと置くことで、

「一応気には掛けてますよ」という気遣う態度を示しつつも、
 
奥さんと二人きりのプライベートな空間と時間を持ってもらうことにしました。
 


時には言葉で気遣うよりも、敢えて無言で態度に示す方が効果的だったりもします。
 


この旦那さん、しばらくしてから病室を出てお仕事に行って、夕方にまた戻ってきました。
 
朝はほとんど笑顔を見せなかったこの旦那さんも、夕方に帰って来たときには、
ちらほらと笑顔を見せ始めてくれるようになりました。

お仕事中も奥さんのことが気になってしょうがなかったんだろうなぁ。。。



旦那さんが帰った後も、患者さんに出来るだけ話しかけてみました。

「Are you OK? Any pain?」 (大丈夫?痛みは無い?)


何回か同じ質問を繰り返しても、ボーッと中を見つめるだけでいまいち反応が悪かったので、

「Are you OK?  If you are OK, can you show me a big smile???」
(大丈夫? 大丈夫だったら、おっきな笑顔見せてくれる?)

と試してみると、

すっごく可愛らしくて素敵な笑顔 ♥

を見せてくれました~☆☆☆


そんな患者さんの笑顔を見て、私の顔も笑顔で緩む。


なーんか、あんな笑顔見せられると

すごく癒されちゃうなぁ~。。。



本日の一言:

「看護師=癒す人」、っていう癒し系イメージが世間ではあるかもしれないけど、

実際には患者さんに癒されてる訳で・・・

本当は、ナースは何を隠そう、

「癒され系」

 なのかも!!


今日はまた新しい発見しちゃったなぁ~。


ブログ内の関連過去記事、『 すごい発見☆ 』も読んでね ♥


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昨日は歯医者さんに行ってきました。



ここでは、ナースではなく患者という立場



こういうのって結構、新鮮というか、

患者という視線でみると気づくこといっぱいあるものです。



患者になって改めてその存在に気付かされるもの:

不安な気持ち



これから何が起こるんだろう?

痛いのかな?

(医療者が)ミス犯したりしないかな?



単なる歯医者さんでの治療でさえ、すごく不安な気持ちになるものです。



実際に患者という視線でみると、自分がナースとして

患者さんの不安な気持ちを少しでも和らげてあげなきゃいけないなぁと思ったり、

どうしたら不安を和らげてあげられるのか気づいたりします。



例えば、点滴のラインを入れるのでも、ガーゼを取り替えるのでも、

ちょっとした小さな作業の一つ一つに対しても

口に出してこれから何をするのか説明してあげたら、

患者さんは少しでも楽になれるんですよね、きっと。



そして、痛いかもしれないときは、

それを恐怖にならない程度に上手に予測させてあげるのも必要なのかも。



もちろんいつもそれを心掛けてはいますが、

自分が患者になると、どれだけ不安な気持ちになるか身に沁みて、

どんなに小さなことでも説明してあげることの大切さに気付かされます。



今回私は患者としてどんな治療行程になるのか不安な気持ちになったので、

自分から質問しましたが、ICUの患者さんは意識はあれど

呼吸器に繋がれて話ができない、という患者さんが多いので、

そういう患者さんに対しても、不安を想定してきちんと説明してあげることが大事。



当たり前ですが、しゃべらないからって、言いたいことが無い訳ではないのですから。



幸い、病気ではなく歯の治療という簡単なものでしたが、

久しぶりに患者体験して、またナースとしてちょっとだけ成長できたかも☆


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プロフィール

名前
Angel
職業:
看護師 Registered Nurse
趣味:
ゴルフ ピアノ 食べ歩き
自己紹介:
1978年、早生まれ
埼玉県出身
カリフォルニア在住
アメリカ暦9年

日本の大学卒業後、医学研究職2年。

その後アメリカの大学へ留学。看護学部を卒業しBSN(Bachelor of Science in Nursing)取得を経て、RN(Registered Nurse)免許取得。

2004年夏より、カリフォルニアにある大学病院のICU(集中治療室)にて勤務中。
7年目のベテランナース(?)

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